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TOP / お知らせ・ブログ / 2018.02.16

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センサーライトの選び方

センサーライト

 

夜間のバッテリー駆動のPPカムには市販のセンサーライトと組み合わせると良いと思います。センサーライトはLEDライトが当たり前になりましたね。さらに価格が驚くほどに安くなりました。Amazonさんでは1,000円代からあります。100Vの電源で1,000ルーメントという、とても明るいものもありますが、単1乾電池3本で400ルーメン、寿命は数カ月から数年という便利なものがあります。センサーライトの選び方についてポイントをまとめてみました。

 

【電源は?】

100V、乾電池単1、乾電池単3、付属ソーラーパネル

 

ソーラ―パネルの場合、通常ライト内部に充電式の電池が入っています。充電池には寿命があります。ソーラーパネルだから、いつまでも電池交換なしで使えるというわけではありません。また、屋内など、太陽が当たらない場所や、山あいの日があまり当たらない場所では充電不足に注意です。

 

【明るさは?】

ルーメンという単位です。ホームセンターなどに行くとサンプルがありますので、そこで明るさが大体わかります。私の見たサンプルの中で一番明るいのは1000ルーメンでしたが、それはそれは昼間でも目が痛くなります。

 

100V電源で800ルーメン前後が、乾電池式やソーラー式では普通400ルーメンぐらいですが、最近はソーラー式でも800ルーメンというものもあります。

 

【センサー】

人が近づくとスイッチが入ります。いくつか種類がありますが、人間の体から発せられる赤外線を感知したり、何か温度分布を乱すことがあると反応します。これを焦電型赤外線センサーと呼んでします。

ここで、一番気になるのはその感度だと思います。6m以内に人が近づくと反応するタイプが一般的ですが、中には8m以上というのもあります。ホームセンターで実験?するとその感度の良さにびっくりします。

 

センサーについて技術的な興味がある方は以下のリンクをご覧ください。

https://www3.panasonic.biz/ac/j/control/sensor/human/napion/size_figure/index.jsp

 

【常時稼働か?夜だけ稼働か?】

昼間に稼働する必要がなければ、暗くなると自動的に動作を停止する機能があるとバッテリーの消費を防げます。100V電源がない場所では必須ですね。夜間のみ動作させるかどうかをスイッチで切り替えれるタイプかどうかを確認しましょう。

 

【点灯の周期とフラッシュ(点滅)】

一度光ると何秒間点灯するのか?警告感を出すために、点灯ではなく点滅するか?という調整と切り替え機能があるかどうかも選ぶポイントです。特にバッテリー消費を考えると、なるべく短く点灯したい。しかし、映像を長くとりたいなら長く点灯して欲しい。そういった調整をします。5秒から20秒程度を連続で調整できるタイプがあります。

 

【投光器として使えるか?】

センサーライトは、人が近づいた時だけ点灯するのが本来の姿です。このため、投光器の様につけたままで使えるタイプは珍しいと思います。が、私の事務所の近くのホームセンターには「投光器として使えます!」という見出しで、「三脚にも取り付け可能!」と写真入りで売り場に置かれた商品がありました。お値段は5,000円台。電源が確保できる場所ならセンサーライトとして使ったり、投光器としても使えるのは便利ですね。

 

【赤外線ライトで見た目には真っ暗でも監視】

防犯カメラは赤外線LEDライト搭載型が主流です。侵入者の映像を残すためには目立たない方が良いということなのでしょうか?PPカムは現場管理が目的ですが、赤外線ライトを使うことで、防犯カメラの様な使い方も可能ではあります。ただし、防犯目的ならば、他の防犯カメラ同様に特に監視したい場所の近くに目立たないように設置する必要があります。防犯については防犯の有資格者の方のご意見を参考にされることをお勧めいたします。

 

【PPカム開発中のサービス】

PPカムは各種センサーと組み合わせることでIoT(センサーとクラウドサービス)への応用を前提に設計されています。これから、弊社得意の無線技術を利用して新しいセンサーネットワークサービスを提供していきます。

[応用例]

• 重機の稼働記録

• 事務所ドアの開閉記録

• 現場の風速・風量の測定

• 温度分布・地面水分量の測定(現在開発中)